プリキュアのメンバー内年齢差が意図するものとは?
さて、いよいよ『キラキラプリキュアアラモード』が
1部の終盤へと差し掛かってきましたね。
断片的に「ふたりは」「スマイル」「魔法使い」「ハピネスチャージ」を
観た記憶があるものの、ちゃんと1話から追えている作品は本作が初めてです。
思っていたよりも見応えがあり、今後の展開も期待をしております。
さて、ピュアに楽しんでいるのは事実ですが
私が気になるのは……
序盤のキーマンであったリオくんが
今後はどういったポジションになるのか。
そして……
このお姉さんたちです。
一応、説明しておくと
本作のプリキュアの5人のうち
3人は中学3年生で、この2人は高校生なんですね。
これまでもプリキュアの仲間同士の年齢差は見られたのですが
中学と高校のように離れていて、
しかもそれが2人いるというのは珍しいはず。
中学生と高校生はおろか、この年代は1歳のちがいも大きいですよね。
5人で行動している時も
自然といちか・ひまり・あおいの中学生グループと
ゆかり・あきらの高校生グループで分かれることが多いですし、
何より高校生2人に対して、さん付け&敬語になっているのが
微妙な距離感を思わせます。
普通に考えてというか、そういう接し方が当然といえばそうですけどね。
完全に打ち解けられないもどかしさみたいな、
いち視聴者としても変な感覚があります。
この設定、これからどういきてくるんでしょうか。
この「グループ内年齢差によるユニット化」で思い出したのが
そう、V6です。
彼らは、V6でありながら若い3人は「カミング・センチュリー」
#イケメンと思ったらRT#拾い画#カミングセンチュリー#カミセン#V6 pic.twitter.com/ZkzHlw5TM7
— 三宅健画像bot (@miyuuken11) 2015年10月29日
お兄さんの3人は「トゥエンティース・センチュリー」
http://www.suruga-ya.jp/product/detail/608901345001
として別個の活動をしている時期もありました。
テレビなどに出る時の配置も
前列にカミセン、後列にトニセンというように
差別化されている印象です。
今でこそ、V6の活動に1本化されたようですが
僕らが「学校へ行こう」などでもっともアツかった時期にユニット別の活動をしていたので
何か良からぬ大人の事情的なものを感じたものです。
もちろん、プリキュアにそういうものが存在するはずもありませんが、
この関係性をどう包括して、解釈させるのかというのも気になるところ。
年上へのリスペクトが薄れている今だからこそ、
先輩を敬う意識を育むのか。
もしくは
年齢差よりも一致団結して協力しあい、
敬意と信頼を前提にしたコミュニケーションを築くのか。
目が離せませんぞ!